Top 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

13.サルサの歴史〜革命後のキューバ1

こうしてアメリカで誕生し発展していったサルサが
世界に広がったわけです

アメリカが母、キューバが父として生まれた
サルサですが、出産前に父親がケンカして離婚し
母の手ひとつで育てられた状態になったわけです

一方のキューバですが
59年の革命後、私達の目の前から消えていったんですが
カストロ社会主義政権化
思想統制、言論統制とかあったと思いますが
なんせ熱帯なので、北朝鮮みたいな訳にいきません
庶民はそんなもん、いくらでもかいくぐって
快楽に走ります
秘密警察の目を盗んでは
アメリカのラジオを聴きます
国営ディスコでは欧米の音楽がガンガンかかります

そうしてキューバ音楽も
サルサとは別にアメリカの音楽の影響を受けつつ
ソンやルンバをベースに独自に発達していくわけです
それとともに踊りもON1が普及していきます

なかでも特徴的なのがLos Van Vanです
結成以来30数年最新の音楽を吸収しつつ
キューバ音楽のトップ・ランナーとして
活動してきました
まさにキューバ音楽の歴史を体現しています
2回アメリカのグラミー賞を受賞し
今でも世界中で公演しています
http://www.youtube.com/watch?v=_G67xDWeFBs&mode=related&search=

今はティンバ・バンド(後で説明します)ですが
結成当初は、アメリカのロックの影響を受けた
アフロ・ロック・バンドみたいなバンドでした
(初めてドラムを入れました。これは
その後キューバのバンドの特徴になります)
私、この頃のロス・ヴァン・ヴァンが大好きです
ソンゴというロックとアフリカン・ビートを
ミックスした彼ら独自のリズムです
黒光りするような呪術的なアフリカの
グルーヴがもうたまりません
(Los Van Van1973というCD聴いてみてください)
彼らの音楽はアフリカの神々への祈りです
言っときますが、サルサでは踊れません

もうひとつ言っときますが
社会主義なのでロス・ヴァン・ヴァンが
いくら稼いでも国の収入になっちゃうわけです