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2.サルサの歴史〜スペインとアフリカ2

植民地獲得競争に先駆けた
スペインやポルトガルなどのカトリック国は
やがてイギリス、オランダなどのプロテスタント後発国に
押しのけられる事になります
植民地としてわずかに残ったのはカリブ海の島々のみとなります。

しかし、残った中でもキューバは
砂糖、葉巻の生産地として
また、スペインと中南米の交易の中継点として
素晴らしい繁栄を見せます

そして、19世紀半ばには世界最大の砂糖生産地になり
白人支配階級は巨万の富を獲るとともに
スペイン人によってほぼ絶滅させられた先住民に
変わって、すごい数の黒人たちが
砂糖の巨大プランテーションで
奴隷労働力として働かされていました

その莫大な富のよって
ハバナはスペイン風建物の林立する近代都市となります
やがて生産業、商業だけでなく
エンターテインメントでも異常な発達をみせます
無数の豪華なカシーノやキャバレー、売春宿ができます
「カリブの売春宿」と呼ばれ
海外の白人男性のあこがれの歓楽街になります

ボーイ、ウエイター、売春婦、ダンサー、
芸人、ミュージシャン
そこで働かされたのも黒人たちでした
ここで初めてアフリカ人の天性の音楽的才能が開花します
ピアノ、ギター、トランペット、ヴァイオリン
与えられたヨーロッパの楽器をすぐ使いこなし
さらにアフリカのリズムをミックスして
次々と新しい音楽やダンスをつくりだしました

つづく