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4.サルサの歴史〜キューバ音楽世界へ

こうしてスペインとアフリカの融合によって生まれた
新しいアフロ・カリビアンの文化ですが
落ち目のカトリック国から
めざましく躍進する新しい国アメリカの
統治下におかれたキューバとプエルト・リコには
大きな変化がもたらされます

これといった特産品がなく
いつも貧しいプエルト・リコと豊かなキューバと言う違いも
どんどん広がっていきました

キューバのエンターテインメントは
アメリカ人という新しい金持ち顧客を得て
さらに発展します

20世紀初頭
オペラ「カルメン」の舞曲に黒人のリズムを加えた
ハバネラが大ヒットします
1930年代には、それをさらに踊りやすくした
ダンソンやソンが生まれ
ニューヨークでも大ヒットします
代表曲は「南京豆売り」「シボネー」
http://www.youtube.com/watch?v=dYmsJgYsvN4&mode=related&search=
(ソンの大スター、ベニ−・モレです
見つめ合う二人はなんなんでしょう?)

当時すでに
アメリカは世界の新文化の中心になっていました
ニューヨーク発信の新しいブームは
即座に世界に広がりました
これらの新しいキューバ音楽も
アメリカを通じて世界中に紹介され
世界中で大ブームになります

ここでソンなんですが
当時アメリカでは、ソンのことをルンバと言う名前で
紹介されました
本物のルンバではない○○ルンバと言う曲が
たくさんありますが、それはソンです
社交ダンスでいうルンバとか「コーヒー・ルンバ」などという
タイトルはソンのことです

さらに40年代にはマンボが生まれます
ソンをベースにそれを速く軽快にしたものです
代表はペレス・プラードです
ア〜〜〜〜〜ウ〜!!
「マンボNO.5」「セレソローサ」「闘牛士のマンボ」
http://www.youtube.com/watch?v=OtV584rwD3I&mode=related&search=
(ペレス・プラードです、映像がちょっと不気味!)
http://www.youtube.com/watch?v=ZwBsMjpt9Y0&NR
これはすごかった
後のプレスリーとかビートルズどころじゃない
世界中で空前の大ブーム
世界中でウ〜〜〜!でした

日本でも50年代には大ブームになります
60代以上の人はご存知だと思います
お父さんとかおじいさんに聞いてみてください
日本の歌謡曲にも多大な影響を与えます
日本の昔の歌謡曲がラテン風なのはこのせいです
日本のポップスのベースになりました

世界の音楽となったキューバのマンボですが
世界中に現地人のマンボ・バンドが生まれました

ニューヨークでも
貧しい仕事のないプエルト・リコから
たくさんの人々が移住して、黒人より貧しい最下層を
形成していました
その中からティト・プエンテやティト・ロドリゲスといった
マンボ楽団が生まれ人気を集めます
チャチャチャやパチャンガという新しいリズムも
大ヒットします
http://www.youtube.com/watch?v=Ow2--_HtR9A&mode=related&search=(ティト・ロドリゲスです)
http://www.youtube.com/watch?v=v6fhsmVyNaw
(当時のティト・プエンテ)
本場キューバからも無数のミュージシャンが
移住していました

世界を制覇したキューバ音楽でしたが
1959年大事件が起きます
キューバ革命です

つづく