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6.サルサの歴史〜キューバ革命

第二次大戦後の空前の好景気を背景に
ますますヒートアップするニューヨークのナイト・クラブ
連日おしゃれな若者が殺到します
キューバ音楽にキューバン・ダンスでフィーバーです
(よくわかりませんが、当時はたぶん、
キューバでいうコントラ・ティエンポ、アメリカでいう
ボール・ルームON2で踊ってたと思います
詳しい人がいたら教えてください)

そこに突如発生したのが寝耳に水のキューバ革命です

キューバに上陸したカストロ率いるゲリラ部隊は
1959年あっという間にバティスタ親米独裁政権を倒し
社会主義政権を樹立します

当時アメリカは資本主義の盟主として
ソ連を中心とした社会主義陣営と激しく対立していました
そのアメリカにとって
地理的にも軍事的にも
のど元にナイフを突きつけられた状態になったわけです
アメリカは即座に経済封鎖に入ります

ここでたいへんなのが
アメリカのキューバ人音楽家です
帰国か亡命か
究極の選択をせまられます
セリア・クルーズなど一部のミュージシャンを除いて
ほとんどのキューバ人が帰っていきました

しかし、そんなことは
庶民には何の関係もありません
楽しいものは楽しい!!
敵も味方もありません
連日ナイト・クラブにはキューバ音楽を求めて
お客が殺到です

需要があれば供給しないといけない
これは資本主義の鉄則です

ここで登場するのがプエルト・リコ人です
キューバ人という主役が去っていった後のステージに
脇役専門のプエルト・リコ人が立たされるわけです

「バンド、ヘタクソだぞ!」
「演奏おもろないぞ!!」という声の中
プエルトリコ・ミュージシャンの悲壮な努力が
はじまるわけです
練習あるのみです!昼も練習、夜も練習!

やがて、その中から
次の時代のラテン音楽を支えるミュージシャンが
生まれていくわけです

つづく