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9.サルサの歴史〜ダンスの変化

以上のようにサルサの音楽が誕生したわけですが
アフリカの影響下の音楽の最大の特徴は
リズムが最優先され、ダンスと音楽が不可分なことです

しかし、ダンス史についてはあんまり研究している人が
少ないのか、資料になるものが見つかりません
独断と偏見で書いていきますので
ご存知の方は訂正御願いします

ラテン音楽の発祥として
20世紀初頭のキューバでのハバネラの流行を
はじめに書きました
それは歌劇「カルメン」の中の舞曲ハバネラが起源です
もともとペア・ダンスはヨーロッパのものです
(仮面舞踏会とか想像して下さい)
その優雅な踊りに黒人のリズムをプラスしたものが
キューバのハバネラです

徐々にリズムの要素を増していき
ダンソン、ソンと発展していきます
このソンがサルサの起源です

ソンは4拍子の音楽ですが
1、2、3.4のリズムの2.3.4で踊ります
さらにソンのリズムを早めたマンボも2.3.4です
いわゆるON2です
2−3クラーベのリズムと符合します
ということは、ダンソン、ソン、マンボと発展した
キューバ音楽はON2で踊っていたという事です
そのON2がニューヨークに伝わって定着したわけです
(後にエディー・トレスの出現で変化します)
一方、土着のルンバは3−2クラーベです
1.2.3です

60年代終りのサルサを生み出した
プエルト・リカンたちはJAZZ,ROCK,SOUL等
他ジャンルの音楽を取り入れます
そのリズム的接点がルンバだと思います(特にJAZZ)
いつからON1が普及し出したのか知りませんが
ON1の時代になるわけです

キューバでも同じような現象が起こります